ピーチが欠航と発表
朝刊に「ピーチ最大2088便欠航」と出た。
原因は「機長不足」とのこと。ピーチは、格安航空として有名になったが、運賃を安くするために、パイロットも客室乗務員も契約社員=非正規だ。つまり、他社より格段に安い給料で、長時間労働をしているから運賃を安くできる。それに余分な人員を雇用しないから、病気休養したら、代わりのパイロットがいないことが、今回の件で明らかになった。これでは安全性にも大きな不安が起きているのではないのか。
韓国のセウォル号沈没事故の原因が、実は非正規職だった!!総指揮者格の船長は1年契約の非正規職だった。機関部、甲板部などの核心部の乗員も70%が非正規職だった。命と安全に直結する業務を契約社員にして、金もうけ優先で運行していたというのだ。給料の安い責任を問えない非正規職員にしていたことが原因だ。船も日本で使い古したフェリーを改造したもので、安全性が問題視されている。まさに「命より金もうけ」を絵に描いたような会社だった。そして会社のオーナーは、大富豪だというのだから、犯罪だ!!
韓国政府が規制緩和したから、船長まで非正規で運行できるようにした。つまり新自由主義政策がこの事故を起こした真の原因だ!!それなのに、船長や乗員に全部責任を押しつけて、逮捕している。
日本も同じだ。JR尼崎事故やJR北海道の事故がそうだ。国鉄を民営化して、金もうけのために仕事を外注化して、外注の下請け、孫請け会社は非正規職を雇用して、安全を崩壊させた。
泉佐野市も、千代松市長が「民営化できるものは全部民営化する」という方針で、どんどん民営化している。正規職員を600人から100人にまで減らすと言っている。こんなことをしたら、それこそセウォル号沈没事故と同じように、命の危機、安全の崩壊を引き起こす原因になるだろう。
泉佐野市は、千代松市長になってから、若い職員で他市に再就職する職員が増えている。まさに内部から崩壊してる状況だ!!
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