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2013年8月

2013年8月10日 (土)

大阪都構想の正体がばれた!

今日の朝刊に、橋下市長らが発表した「大阪都構想の設計図」が報道されたが、「やっぱりこんな事かtyphoon」という感想が多いと思います。
「約1000億円の節約」と言っても、大半は「市営地下鉄の民営化」と「職員の削減」の額だったsign03 これは府市統合とは関係のない項目だ。

しかも、地下鉄は2005年度から黒字で、昨年度は269億円の黒字決算だ(速報値)。民営化したら、民間会社が、この黒字を取ってしまって、大阪市は損をする。それなのに「民会化したら275億円の効果」とカウントするのがおかしいsign03 粉飾ではないのか?

職員の数もおかしい。各区に区議会を設けるため、議員数は157人増える。各区に議会事務局や部や課を設置しなければならず、職員数も1300人増える。たとえば、大阪市を7つの区に分けると、東京都の区のように、7区議会と7区に独立した部、課を作らなければならず、施設の増築など支出が増える。それなのに、「人件費で270億円の効果」とカウントするのもおかしい。

橋下市長が二重行政の象徴にしていた水道事業は、完全に失敗した。大阪市の水道事業は黒字だし、料金が上がるような統合など、成立するはずがなかったのだ。

また、府立大と市立大の統合も騒いだほど節約にならない。逆に大学の研究力をそいでしまう。消防も統合しても消防署は減らないし、東京都のような大規模災害用の部署を作らなけれならず、逆に費用がいることになるようだ。

以前、橋下市長が言っていた「二重行政の解消」「数千億円の経費削減」は、まったくなかった!橋下市長の主張のデタラメさが、どんどん出てくる。堺市長選でも橋下市長は「大阪都構想が争点ではない」と逃げている。

みなさん、橋下市長と、維新の会の正体が見えてきました。私は、彼らの政策を新自由主義と言っています。端的に言えば、一握りの(1%)の金持ちの利益を拡大するために、労働組合を敵視し、労働者の賃金を下げ、非正規職を増やしていく政策です。地下鉄の民営化などその最たるものです。黒字の地下鉄を民営化したら、民間会社がますます儲け、大阪市は損をするし、地下鉄労働者は、削減と非正規化の攻撃にさらされるのです。この政策は、千代松泉佐野市長も同じです。

この先に何があるのでしょうか?労働者階級全体の貧困化と少子化です。つまり人間社会が疲弊して、縮小していくしかなくなるのです。

みなさん、しっかり判断しましょう。

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