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2013年7月

2013年7月30日 (火)

市東さんへの不当判決に抗議

1307291 7月29日、千葉地裁民事第3部で三里塚反対同盟の市東孝雄さんの農地明け渡し裁判の判決があった。
 多見谷寿郎裁判長は、市東孝雄さんの農地裁判において、成田空港会社(NAA)の請求をほぼすべて認めて市東さんに農地の明け渡しと建物の収去を命じる反動判決を言い渡した。
 

 開廷して、多見谷裁判長はこわばった表情のまま、判決主文を早口で読み上げた。
 「①市東さんが求めていた、千葉県知事の農地賃貸借解約許可処分を取り消せという請求を棄却、②市東さんが耕作する南台と天神峰の農地(計7284平方㍍)をNAAに明け渡せ、③天神峰の土地上の物件(出荷場、離れ、ビニールハウスなど)を収去せよ、④仮執行宣言は付さない」という判決であった。
 ただちに法廷は裁判長に対する怒号に満たされた。1分もかからぬ読み上げののち、多見谷は閉廷を宣し即座に逃亡。法廷と連帯し地裁前で待っていた人びとのもとにも第一報がもたらされると、地裁に向けて不当判決徹底弾劾のシュプレヒコールが巻き起こった。
 

 千葉地裁は正義、公正の体裁すらかなぐり捨て、完全に農民殺しの空港建設の手先に成り果てた。
 そして、NAAが求めていた判決確定を待たずに強制執行を行える「仮執行宣言」については、付けることができなかった。
 市東さんと反対同盟顧問弁護団は、ただちに控訴して闘うことを明らかにした。
 一層闘志を燃やす市東さんと反対同盟に連帯して、農地を守る闘いに立ち上がりましょう!
 

1307292千葉市民会館の地下ホールで記者会見と報告集会が開かれた。
 集会では、市東さんが万雷の拍手に迎えられて登壇し、声明文を読み上げた。「控訴して闘います。NAAの不当な請求を認める判決は私から農地を奪うと同時に農民としての誇りを奪い、死ねと言うに等しいものです。私には闘う以外に農民として生きる道がないのです。不当判決には絶対に屈しません。農地の取り上げに体を張って闘う覚悟です」。この揺るぎない姿勢に感動し、全員が三里塚の勝利を確信した。

  動労千葉の田中康宏委員長が連帯発言に立ち、「判決を満腔の怒りで弾劾する。反動判決は敵の強さではなくあせりだ。労働者・農民を支配できなくなった支配者の悲鳴だ。高裁での闘いの勝利に向け、東京へ打って出よう」と呼びかけた。
 全国農民会議共同代表の小川浩さんは、「農地を守り空港を廃港に追い込むために、市東さんとともに闘う」と決意を述べた。

 裁判の先だって、先だって決起集会が開かれた。朝から時おり激しい雨が降る中、千葉市中央公園において午前10時30分から、反対同盟の主催で開かれた。平日にもかかわらず、全国から280人の労農学人民が結集した。

 

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山本太郎さん

130730 参議院選挙で東京で66万票を獲得し、見事に勝利した山本太郎さんが、朝日新聞に出た。
 今の社会の本質を見抜いて、答えている。「原発を入り口に労働問題でも切り捨てがあったと気づいた。何なんだ、この切り捨ては。ずっと前からあったんじゃないか」と。
 選挙では、若者達が非正規職問題で反応して起ち上がった。
もちろん反原発、再稼働反対を訴え、さらに被爆労働問題を訴えた。政財マスコミの腐った癒着を批判し抜いて闘った。

 山本さんは東京で約66万6千もの票を集めたが、その中でも無党派層からの得票数は東京選挙区でダントツ1位だった(約20%)。今まで誰にも票を託せず、行き場を失っていた怒りの声が、山本氏への投票となって解き放たれた。
 山本氏は昨年12月、「新党今はひとり」を名乗って東京8区(杉並区)から衆院選に出馬し、次点に終わるも7万1千票を得た。そして今回の参院選、「被曝させない」「TPP入らない」「飢えさせない」を掲げ、無所属で出馬した。

Photo17日間の激戦の中で、総勢1200人を超えて結集したボランティアの力に支えられ、延べ100カ所以上で街頭演説をやり抜いた。その様子は毎回ネットで中継され、拡散された。山本氏のツイッターのフォロワーも20万人を超えた。また3週連続で開催された渋谷ハチ公前広場の「選挙フェス」には、若者を中心に毎回数千人が大結集。しかも回を重ねるごとに参加者が増えていった。日本の政治史上かつてない大衆的かつ創意的な選挙戦が展開され、大政党の組織力をも凌駕(りょうが)する力が発揮された。
 そして、山本氏に投じられた1票1票に込められているのは、今の社会のあり方に対する根底的な怒りであり、命を守りたいという切実な思いだ。誰もがそんな思いを託し、知人や家族にも呼びかけて山本氏に投票しているのだ。

 参院選をもって時代は一変した。民主党の惨敗とともに連合が歴史的な崩壊過程に入り、今や新たな闘う労働組合と労働者階級の党が求められる時代に入った。反原発100万人決起へ闘いを進めよう! 

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2013年7月 8日 (月)

7・7関空反対全国集会

P70709037月7日、関西空港反対全国集会を泉佐野市末広公園でやりました。泉州住民の会と関西労組交流センターが主催し、地元住民はじめ142名が参加して大成功しました。

今年の関空闘争は、新自由主義攻撃と闘う路線を深化した闘争になりました。関空による財政破綻の責任を市職員と住民に押しつける千代松泉佐野市長との闘いを前進させました。また、八尾空港にオスプレイの訓練受け入れを表明する橋下維新の会を打倒する闘いになりました。

集会は、泉州住民の会の小林さんの司会で始まりました。主催者あいさつは富田益行・関西労組交流センター代表。「関空で働く13000労働者を組織して、関空内部から食い破る闘いが勝利の核心だ」と述べました。

P7071002連帯あいさつは、動労千葉の川崎執行委員、部落解放同盟西郡支部の佃さん、婦人民主クラブの山本さん、三里塚現闘本部の4団体からありました。動労千葉の川崎さんは「橋下打倒を共に闘う。国鉄闘争に勝ち抜けば、自治体の闘争にも勝てる。動労千葉は、外注化との闘いを組織拡大闘争として勝利する」と鮮明に述べました。

基調報告は国賀がやりました。「泉佐野で起きていることは全部関空問題であり、新自由主義との闘いだ。財政破綻の責任を、千代松市長は職員を半減する大解雇攻撃としてやろうとしている。関空開港時には市職員は1100人いたが、現在は600人にまで削減されている。さらに300人削減して民営化したら、市役所は仕事が回らず、地域全体を破壊する。新自由主義がここまできた。闘いは、市職員と地域住民が団結して闘う絶好の構図になった。橋下のオスプレイ受け入れ阻止闘争は、沖縄と連帯した反戦闘争であり、絶対に勝利できる。新自由主義は完全に破産している。断固闘って勝利しよう」と呼びかけました。

決意表明は、泉州住民の会、労組交流センター、八尾北労組、関合労泉州支部、全学連が行いました。泉州住民の会の中山綾子さんは「オスプレイを言う橋下はふざけている。沖縄の負担軽減になどならない。絶対に阻止しよう。千代松市長は金もうけのために公務員の首を切ることなど絶対に許せない」と述べました。大阪市職の赤田さんは「千代松市長の職員半減攻撃におびえる必要はない。大阪市で橋下と闘ってP7071029勝ってきている。橋下にはウソとペテンしかない。現場から『おかしい』と声が上がれば勝てる」と、大阪市での闘いの勝利の経験を述べ、泉佐野市職員に闘いを呼びかけました。関合労の黒瀬委員長は「橋下の手先なって千代松市長が職員の半減化攻撃を言って、橋下以上のことをやろうとしている。これは民間労働者への攻撃でもある。労働組合が全体の利害をかけて、動労千葉のように闘えば勝利できる」と述べました。

閉会あいさつは、関西労組交流センターの深町さんが行いました。集会の後、猛暑を吹き飛ばして関空島が見えるマーブルビーチまでデモを行いました。沿道から多くの住民が応援してくれました。

 

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2013年7月 1日 (月)

矛盾だらけ

6月議会の私の質問に対する市長答弁は、矛盾だらけだった。「公務員は仕事しない。いらない」と市長は言いながら、私の質問に対し「公務員は職務をまじめにまっとうすると信じている」とか、「困難な状況でも、問題を解決しながら仕事する」と持ち上げる。信じてもいないことを平気で言う。ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う、ディベートさながらで、問題に立ち向かう真剣な議論にはならなかった。聞いてくれている人たちが、どう判断されるのか、そこが勝負だと思います。

国賀) 相対評価では、人事課の評価基準を聞いて、それに沿ってまじめに自己評価した職員が、1とか2に下げられたケースが多かった。抗議した職員もいたと聞く。各課で差がある。相対評価の制度がおかしいからだ。相対評価はやめるべきだ。

市長) やめません。

国賀) こんな答弁は、ない。議会は議論する場だ。私はていねいに説明して答弁を求めている。反対意見には答えないのでは議会ではない。こんな事なら自己評価を高くしていく職員が増えるのではないのか。

市長) 公務員はまじめに仕事をまっとうすると信じている。そんなことにはならない。

普段の言動から判断して、信じてもいないことを平気で言う。聞いている人間はしらける。

国賀) こども園の説明会では、保護者の質問に、部長や課長が答えられなかった項目がたくさんあった。まだ詰まっていない項目が多かった。こども園は無理だ。こんな状態では、不安だという保護者の悲鳴に近い声がたくさん出た。アセスメントや説明会というのは、中止、延期を含めた選択肢を持つべきだ。

市長) 国賀議員の考えはおかしい。そんな説明会はない。

国賀) 市長の方こそおかしい。世界的にはアセスメントや説明会は中止を含めた選択肢を持ってやっている。そうでないのなら、ただの押しつけにしかならない。市長は「やれ!」でいいが、現場のこども、保護者、保育士らが犠牲になる。

市長) 市の職員は、子育てのプロフェッショナルです。環境の変化に対応していかなければならない。

国賀) 現場の保育士らが「できない」と言っているじゃないか。何を聞いているのだ。

などなど、説明会をただの「手続き」としか考えていない姿が丸見えだ。現場の保育士が、今の計画でこども園を強引に進めている説明会とやり方に「できない」といっているのに、「プロフェッショナル」と勝手に決めつけつけて、「できないのは、現場の保育士の責任」と言いたげな、無責任な答弁であった。

真剣な議論をして発展させていく気など全くないことがわかる。

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