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2012年10月

2012年10月10日 (水)

教育行政へのひどい介入

昨日昼前、千代松泉佐野市長は、校園長会に乗り込んでいって、ひどい介入をやった。

昨夕のテレビと今日の朝刊に載っている。「来年の学力テストの目標値を定め、達成するための施策」を提出するように要求したという。

また、記者会見で「提出しない学校はやる気がないと判断する」「やる気に応じて予算配分する」と言った。

これは何だsign03 教育委員会への不当な介入じゃないのか!教育行政の内容は教育委員会だし、その予算要求も学校長は教育委員会に出すもので、直接市長に出すものじゃない。これでは、市長が学校長の評価をし、予算判断をすることになる。教育委員会の存在を否定するものだし、戦前と同じような、権力者が思うままの教育をさせることになる。その結果が、戦争への道だった。

また、学校教育を学力テストの成績だけを評価する『学習塾』にでもしようというのかsign02 学校教育は、法律で決めているように、「個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求し、公共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期する」ためと教育基本法で明確に定めている。
学力テストだけ、しかも国語と算数(数学)だけで評価するとは、何と愚かなことなのか。

地方自治と、教育行政に対する、あまりにも低水準な見識にはあきれて、怒るしかないsign03 

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2012年10月 3日 (水)

学校別成績公表に反対する

2日、千代松・泉佐野市長は、府教委が今年6月に小中学生対象に実施した府学力・学習状況調査(学力テスト)の結果を、市内の全小中学校ごとの平均正答率を公表した。

私は、学校別成績の公表に反対する!!

まず、千代松市長は、橋下市長と同じ考えで、「成績が悪いのは、教師の責任。学校の責任」と言いたいがため、教師と組合を攻撃するためにやっているから反対するのである。市職員ら全公務員を攻撃し、解雇しようとしている。教師や市職員がどれだけ苦労しながら、働いているのか、見ない。行き着く先は、社会の崩壊である。

次に、過酷な競争社会を作り、一部のエリートを養成するため(会社の奴隷頭)だから反対する。他の多数の子ども達は「落ちこぼれ」にされ、低賃金労働者にしてしまうから。競争にさらされた子ども達は、豊かな人間性を奪われ、病気も増える。小泉元首相が進めてきた「競争こそが活力を生む」と言った新自由主義政策で、どうなったのか!貧富の格差を作り、低所得者、失業者を増やしたではないか!派遣社員の悲惨さ、商店街のシャッター通り化、非正規職の拡大、車を買えない青年達、これが今日社会が作り出した現実ではないか。

さらに、算数(数学)、国語の2教科の成績だけで、序列を決めるから反対する。2教科で人間を評価できるはずがないし、それは本当に人間を「金もうけ」の道具としか見ない連中が考えることである。

だいたい、府教委も市教委も「公表しない」と決定しているのに、市長が「自分の責任で」公表するとは、教育委員会制度の否定である。誰もやらなかった、橋下市長すらやらなかった、「学校別成績の公表」、自分でやっていることの意味がわかっているのだろうか。

戦後の教育委員会制度は、戦前のような戦争国家にした反省から、2度と戦争しないために、政治権力の介入を禁じた。そして「個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求し、公共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期する」ためと教育基本法は明確に定めた。

この内容を真っ向から否定する行為が、千代松市長の「学校別成績の公表」である。みなさん、一緒に反対しましょう!

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