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2012年7月 7日 (土)

「こども園」パブコメに750人も

千代松市長が出している「こども園構想」に反対が強まっています。6月29日までパブリックコメントがありましたが、約750人の方から意見が、こども部に寄せられました。ほとんどが反対意見で、これはものすごく多い数です。

泉佐野市がやったパブコメで、750人happy01も集まった例はありません。私が調べたところ、これまでで最も多かったのは、3年前の「財政健全化計画素案」で18人でした。その他は0件~数件というのがほとんどでした。だから、今回がいかに多いかがわかると思います。

「こども園構想」は、昨年12月に突然、市長が提案してきたもので、公立保育所6園と公立幼稚園4園の10園を、3つのこども園に減らすというもので、保育士や保護者らが怒るのは当たり前です。遠くなるが送迎はどうなるのか、保育料はどうなるのか、詰め込みにならないか、4~5歳児は幼稚園と保育所を無理やり合併させるような形でうまくいくのか、将来は民営化されないのか、などなど不安の声がいっぱいありました。

そういう問題を解決しないまま、庁内議論もそこそこに、あわてて4月に「こども部」を作り、財政健全化実施計画にもない「こども園」を2年後に作るなど、無茶苦茶です。だから保護者や職員への説明会も計画を決めてから、予算も計上してから行うというアリバイ的なやり方なのです。市長は「どうせ反対する者は反対するだろう」と、10万市民に責任を持とうとする姿勢など全く見られません。だから説明会にも出ていかないのです。

保護者らが怒るのは当たり前です。それが今回のような圧倒的に多い750人ものパブコメ意見になったのです。この声を力に、そして「こども園」を止める力に、転化していくことこそが求められています。

私の意見は、前に何回も書いたとおり、国が考えている「こども園」の目的は、保育所民営化と公務員を減らすことです。子育てのためではありません。民営化して、民間会社に子育て市場を開放して、もうけさせるためです。

新自由主義は、民間市場が縮小するなかで、公共の仕事を民間に渡し、短期間でも生き延びようとしているのです。そもそも民間市場が縮小したのは、資本主義が利潤追求を目的に、労働者を搾取しまくり、過剰資本状態を作り、恐慌を起こしたからではありませんか。だから公共の仕事を民間に差し出し、失業者と低賃金労働者、非正規労働者を拡大していく、生産と消費の縮小、そして人口の縮小、その先は社会体制の崩壊か、革命か、そこに向かって突き進んでいるのです。

本来、子育て支援のためなら、公立保育所をもっと増やし、保育士をもっと増やし、配置基準も保育士を増やし、安全な子育て環境を保証するべきです。そんなことは現代資本主義はやりません。対立はとことん激しくなるしかないところに向かっているのです。

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