格安高速バスとLCCは同じだ!
4月29日早朝に起きた格安高速バスの悲惨な事故は、人災だ。2000年小泉時代に高速ツアーバスも規制緩和し、バス5台以上を保有し、責任者さえいれば、新たな企業が届け出れば参入できるようにした。これが、大事故の根本原因ではないか。そのため、バス会社が増え、今は当時の2倍、4000社を超えるらしい。過当競争になり、ダンピングされ、運転手が低賃金で連続運転を強いられるようになったそうだ。
業界では「事故はいつ起きてもおかしくない状態」だったそうで、起こるべくして起きた事故だった 企業=資本は、金もうけのためには平気で人の命を犠牲にする
LCC(格安航空)も同じだ!ピーチに続いて、いっぱい増えてきた。運賃もダンピング競争し始めている 安い給料でパイロットと客室乗務員を集め、未経験者が多くても営業し始めた。パイロット、客室乗務員にも機内掃除や整備もさせている。金もうけのために、休む時間をぎりぎりまで少なくして、パイロットと客室乗務員、飛行機を働かせている。
ピーチは、開業1ヶ月もたたない3月28日は、長崎空港で事故を起こしている。「客室乗務員の操作ミス」とのことだが、起こるべくして起きた事故だ。「飛んでいる空中のミスだったら」と考えると、ぞっとする
原因を作ったのは小泉らがやった新自由主義だ 小泉は新自由主義政策を絶賛し、「競争こそ活力を生む」とでたらめを言って、郵政から何でも規制緩和=強い資本が勝てる社会にした。そのためにどの業界も資本の合併で生き残ろうとしている。労働者の賃金を生きられるぎりぎりの水準にまで下げてきた
非正規を4割にまで拡大してきた。
私は格安高速バスと格安航空は同じだと思います。新自由主義が生んだ労働者殺し政策で、とことん労働者を低賃金でこき使い、金もうけする、それが本質です。こんなやり方が長続きするはずがないのです。少なくともわれわれは許さない 関空で働く労働者と共に闘いを起こしましょう
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コメント
格安高速バス、格安航空も人件費を言い訳にして人減らしに賃下げ等のトラブルあり、安全より金儲けしか知らない格安高速バスの責任者、格安航空の責任者を打倒しましょう
格安高速バス、格安航空のみでなく、JRやJPや不二家や雪印や保育園や消防署やトヨタやマツダや三菱も同様です
今の世の中、何処でも安全より金儲けしか知らない職場は、本当に何もわかってませんよ(#゚Д゚)y-~~イライラ
投稿: がばい | 2012年5月 3日 (木) 12時30分