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2011年11月 2日 (水)

関空は便数増えても収入増えず

関空会社は、今年度国際線の冬季スケジュールは「過去最高」と発表しましたが、週792便しかなく、着陸料収入はほとんど増えないことがわかりました。

昨年より週64便増えますが(1日9便しかない)、新規就航と増便は、着陸料金は0円になるからです。関空会社が80%割引き、全体構想促進協(府や財界)が20%割引くからです。ですから、新規分と増便分は1年間は0円で、収入にはつながらないのです。

関空会社は、便数が減る一方で、離着陸回数が10万6千回と過去最低レベルに低迷しているので、印象だけでもよくしようと必死なのでしょう。関空会社のHPhttp://www.kiac.co.jp/data/index.html

増便の内容もぱっとしません。中国路線が週18便増えて33便に。LCCのエアアジアX(クアラルンプール)が11月30日から週4便で新規就航。貨物便が21便増え172便に(日航は1便減らす)。近距離とLCCが中心で1日9便しか増えていません。しかも着陸料は0円です。

 

来年4月から就航予定の「ピーチ・アビエーション」もLCCで、初年度は着陸料は0円。次年度から10%割引きです。使う機種はエアバスA320ということなので、着陸料は17万円×90%=15.3万円しか入りません。ターミナルビルも使わないので、収入はありません。(ボーイングB777であれば着陸料は52万円)

 

関空会社は、倒産会社です。1兆3千億円も借金を抱え、金利を183億円も払い、毎年1700億円も借りては返済する自転車操業状態です。総売上が900億円弱しかない会社が、1700億円も毎年借り換えすることなどあり得ません。国が保証するからできているだけで、国の信用がなくなれば、明日にでも倒産する会社です。関空会社社の決算 http://www.kiac.co.jp/company/ir/fin/pdf/H22.pdf

 

世界金融恐慌の2番底が始まり、ギリシャが実質的に破綻し、ヨーロッパから世界中にドミノ的に拡大する段階に入っています。これだけ借金を抱え、自転車操業状態の関空会社が持つはずがありません。国がデフォルトの危機に陥るのですから。伊丹との統合は、目先をごまかす手法にしかすぎず、展望はありません。

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