三里塚現地闘争
27日、千葉県成田市東峰で空港反対全国集会があり、泉州から仲間といっしょに参加してきました。晴天で暖かく、すごく気持ちのいい天気の中で集会が開催されました。参加者は、840人。全国から労働者、農民、学生らが、震災の「自粛」「和解」ムードをぶち破って参加しました。
集会では、東日本大震災と原発事故に対する怒りの発言が相次ぎました。三里塚反対同盟は、「声明」を発表し、被災地支援と全原発の停止を決議し、全国に呼びかけました。
被災地からこの集会に参加した、東北大学学生自治会委員長・石田真弓君は学友たちともに演壇に立ち、特別アピールをしました。菅政権ではなく学生自身の手で行われている救援活動を伝え「この東北の地で困難に立ち向かい生き抜く」と決意表明しました。続いて塩釜市職労として85年10・20三里塚闘争を口実とした不当な懲戒免職と闘ってきた労働者が「避難所を運営しているのは自治体労働者、教育労働者だ」と労働者の奮闘をつぶさに報告しました。さらに福島の農民のメッセージが読み上げられました。
森田恒一さんの開会宣言に続き、萩原進事務局次長が「怒りを爆発させ闘うしかない!」と全身に闘志をみなぎらせて基調報告をしました。
田中康宏動労千葉委員長は、「大災害の現実は資本主義、市場原理、新自由主義がもたらしたもの。労働者、農民、漁民が生きる手だてを奪われている。闘いは待ったなしだ。労働者と農民が団結してこの情勢に立ち向かい、怒りの声と結びつこう。国労本部のなだれうつ反革命的屈服を許さない。国鉄闘争と大震災との闘いは一つだ」と訴えました。
本当に「そうだ!異議なし!」という賛同の声、大きな拍手が起こり、菅民主党政権の震災攻撃=大失業と戦争攻撃に対して、職場、地域で被災地支援運動を組織しながら、ともに闘うことを決意しました。そして全国の原理力発電所の即時停止、廃炉に向けて訴え、闘うことを決意しました。
被災地の「生きるための闘い」と一体で、三里塚闘争、関西新空港闘争を闘うぞ!と決意を固めた集会でした。
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