「メデイカル・ツーリズム」は金持のための医療
大阪府が9月21日、国に「地域活性化総合特区」で提案したという情報が出てから、泉佐野市でも議論が出るようになってきました。
民主党政府は、新成長戦略の中で「国際医療交流」という名称で富裕層の外国人患者を引き込んで金もうけの医療市場を拡大するという構想を発表しました。
相当ごまかしています。
世界的に言われている「メディカルツーリズム」とは、医療費が安い国に行って手術などを受けることです。インドが有名で、アメリカやヨーロッパから来ているそうです。しかし手術の内容は、臓器移植、美容整形、人工生殖、関節置換手術、健康診断などだそうです。金持ちが、金に物言わせて、自分のための医療をやらせるのは、人間としてもっとも醜いことです。やっぱり臓器移植が一番問題です。貧困な人間を買って連れてきて、腎臓や肝臓の移植がされるようなことを許せますか![]()
議会では
9月議会で松浪議員が「りんくうタウンにメディカルツーリズムの拠点を」と提案しました。「アラブ、アジアの富裕層を取り込め」という提案です。新田谷市長は「アラブの富裕層数十万人が高度医療を受けにアメリカに行っている。入りにくくなっているのでアジアにも来ている。日本でも受け入れてはどうかと提案され、大阪府に提案した」と答弁していました。
「アラブの富裕層、アジアの富裕層を取りこんで金もうけ?」私はこういう発想は大嫌いです。お金がなくて病院に行けない、薬も買えない人、子どもが世界中にいっぱいいるというのに!市財政が苦しいから何をやってもいいのでしょうか。しかも地域医療が崩壊している中で、金儲けに走るのですよ(`ε´)
医師会は
日本医師会は、「メディカルツーリズム」に反対しています。
見解では、「日本人患者すら十分な治療を受けることができない場合がある」「海外の需要に注目する前に、日本人患者を守ることを強く打ちだしていただきたい」と述べています。そして「営利の追求を目的とした組織的な医療ツーリズムには反対です」「混合医療診療の全面解禁が後押しされ、公的医療保険の保険給付範囲を縮小させるおそれがあります」と述べています。
下の新聞記事は、神戸医師会の決議です。「海外から裕福な患者を受け入れ、経
済活性化につなげようとしている。倫理的におかしいのではないか」と言っています。当然の感覚をした意見です。
医療の営利化、公立病院の民営化は、新自由主義の政策
民主党政権は、自民党政権ができなかった新自由主義政策を満展開しています。「メディカルツーリズム」はまさに自民党政権時代から検討していたようですが、できなかった問題です。それを「新成長戦略」という位置づけで全面的に出してきました。
幼保一体化もそうです。公立保育所・幼稚園をなくし、株式会社に「子ども園」を経営させ、非正規の低賃金労働者を大量につくる「雇用政策」と言うのです。小泉がやった「派遣労働者」以上に悪い政策ではありませんか![]()
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