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2009年6月 8日 (月)

関西新空港反対集会に参加してください

0807134 今年も関西新空港反対集会を開きます。7月19日午後1時から末広公園コミュニティひろばでやります。誰でも参加できます。来てください。

今年は、泉州住民の会主催でやります。世界恐慌情勢が深まる中、関空闘争が勝利できる情勢を迎えたことにより、闘いの路線を鮮明にして開催します。

世界大恐慌がついに世界最大の製造業であるGMの倒産にまで至りました。これはもうアメリカのみならず、資本主義体制の終わりです。関空会社も同じ運命です。労働者がたたかえば資本主義を倒し、新しい社会を建設できる情勢でもあります。(下に続く)

 世界大恐慌は関空を直撃している。関空の便数は激減し、赤字が増え、倒産の危機に直面している。世界最大の自動車会社GMが倒産したことは、関空会社はじめ世界中の資本家を震え上がらせている。シティ、AIGという世界最大の銀行と保険会社の倒産に続き、GM、クライスラーの倒産は、大恐慌がついに金融業から製造業を捉えたということだ。これから本格化するということだ。資本主義体制が終わった!ということであり、日本資本主義もそうだし、関空会社の終わりも必然であるということだ。

関西新空港絶対反対泉州住民の会は、4月26日に09年度総会を開き「関西新空港反対運動が勝利する時代がきた!」と宣言した。25年に渡るねばり強い空港反対運動が、恐慌情勢を迎え、ついに関空闘争の勝利を展望するところまできたのだ。

具体的に関空の便数をみてみると、昨年秋から激減している。国内線は45便/日となり1年前から29%も減っている。貨物便は18便/日となり昨年と比べると38%と最大の減りかたである。その上に新型インフルエンザの影響で国際線が減っている。今年は世界大恐慌がもっと深刻になり、便数はもっともっと減ることは確実である。

このために関空会社の昨年度決算は67億円の赤字になった。しかし67億円赤字は本当の姿ではない。政府は、関空会社に毎年90億円も補助金を出している。従って67億円と合わせ157億円が真の赤字になる。ちなみに90億円は、すべてわれわれの税金である。毎年90億円も補助しなければ倒産するのが関空会社である。こんな会社はどこにもない。こんな会社であるのに二期滑走路を建設し(これまでに8400億円使い、最終的に1兆4200億円になる)、借金を増やした。有利子負債は1兆1175億円もあり、金融機関への支払利子は毎年約240億円にもなる。銀行など金融機関を儲けさせるために民間会社にしたのである。関空会社は、政府が新自由主義政策の民活会社第1号として、1984年に中曽根が作った会社である。民間会社が出資することで1兆5千億円の利権を資本家が牛耳った。今も民間資本を儲けさせている。二期工事はもちろん、有利子負債=借金も民間銀行などを儲けさせる構造になっている。つまり、税金からの補助金90億円は、全部民間銀行に儲けさせているということである。こんな会社などつぶすべきである。

新しく知事になった橋下は、財界の先兵である。道州制の中心に関空を位置づけ、関空をアジア侵略の拠点に位置づけて危機を乗り切ろうとしている。危機にあえぐ日本資本主義が「起死回生」をかけたのが道州制である。橋下知事がその先頭にたっている。道州制とは、戦後的なあり方を一変させようとする攻撃で、47都道府県を10ー13の道州に置き換え、道州を一つの地方政府にしていくという。その狙いは民営化と労組破壊、戦争と改憲の攻撃である。

橋下は、関西州の中心に3点セットを出してきた。①府庁のWTCへの移転、②関空を中心に大阪湾ベイエリア地区をアジアに向けての物流拠点にする、③水道事業の統合(大阪府と大阪市)だ。

関空は2項目で、文字通り関西州の中心にする構想だ。そこには神戸空港、阪神港を含め、パナソニックやシャープの液晶テレビ工場などベイエリア地区を高速道路で結び、関西州の中心にしていくという構想だ。もちろん中心にあるのが関西空港だ。道州制は、それぞれ独立した地方政府のようにし、関西州は独自にでも侵略できるようにする構想であり、その地方のブルジョアジーが支配するというのが日本経団連の構想である。

関空の社長は2代続けてパナソニックが取った。関西州を牛耳る意思の表れだ。

しかし道州制は必ず破産する。   道州制は、労働者が反撃しないことを前提にしている。労働者が立ち上がれば橋下など絶対に倒せるのだ。動労千葉が国鉄分割民営化に対して闘い勝利しているように闘えば勝利できる。豊中市職女性部の闘い、森精機の派遣労働者の闘い、西郡支部の住宅闘争などが続いている。道州制攻撃は4大産別はじ全労働者にかかっている。これを粉砕しなかったら労働者は究極的な搾取と収奪によって飢餓状態にまで追いつめられ、再び戦争に動員される。

政府と橋下が、関西新空港を道州制の中心に位置づけたことで、日本帝国主義打倒と関空粉砕闘争が結びついた。最末期の資本の攻撃に対して闘う労働者は、関空粉砕、道州制阻止、日本帝国主義打倒を闘っていくのである。公立病院の民営化攻撃、解雇、賃下げ攻撃に怒る労働者が泉州のみならず全国で起ち上がっている。恐慌情勢の深まりはさらに労働者の怒りの決起が拡大することは間違いない。

このように関西新空港闘争は労働者の闘いである。道州制攻撃との闘いそのものである。戦争、改憲、労組破壊、民営化攻撃そのものである。連合や4者・4団体派、脱落分子どもが、道州制攻撃に屈服し、「来年の国民投票法が決戦である」と言いなし、目の前の闘いを放棄している。さらに関空闘争を「住民の闘い」と切り縮め、労働者の闘いを否定する部分もある。実際には何の闘いも組織していない連中である。

泉州住民の会は、昨年11月と今年3月6日、道州制粉砕、橋下打倒闘争を関空粉砕闘争として闘った。そして7月19日に関西新空港反対全国集会を呼びかけている。泉佐野市末広公園で開催する。今年は闘う路線を鮮明にして、泉州住民の会主催で開催する。今年の関空闘争は、住民の会と労働者の闘いとして、さらに道州制粉砕闘争として、路線を鮮明にして闘うと訴えている。

7・19関西新空港反対全国集会に決起しよう。

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