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2008年9月 8日 (月)

「査定給」と闘う青年

080907 9月7日午後2時から、エルおおさかで「9・7青年労働者交流集会」があり、参加してきました。100人くらい参加して、青年がガンガン発言していました。各地で闘っている様子がよくわかり、元気づけられてきました。

一番がんばっているのは、大阪市職員です。26歳の青年で、「査定給」と闘わない組合執行部を批判して、闘う労働組合に変えようと、ユース部長に立候補して闘っています。結果は、739票:1761票で負けましたが、3割の支持を得ました。1人から始めた執行部批判=労働組合をよみがえらせる闘いが3割も支持を得たということはすご~いことです。大阪市職員も変わりつつあります。来年が楽しみです。

ところで「査定給」というのは、上司が部下の仕事を査定して給与やボーナスに差をつけるやり方です。職場に競争を持ち込み、「同僚をけ落としてでも成績を上げろ」という職場支配のやり方です。市当局の提案を組合が受け入れています。労働組合が「モチベーションをあげるため」とはよく言うよsign02 同僚と競争して、困っていても助けない、失敗したら心で笑う、け落として喜ぶ、これがモチベーションbearing こんなことを組合が率先してやっていたら、労働者はどこまでもこき使われ、過労死させられます。

資本主義は、労働組合が闘って規制しなかったら、際限なく長時間労働をさせ、賃金を下げてきます。工場法(1833年)ができる前のイギリス労働者は1日18時間も働かされたために、病気や事故で命を落とし、平均寿命は20歳にも満たなかったのです。闘わずに資本家の言いなりになっていたら、無茶苦茶競争させられ、長時間労働、賃下げ(賃上げじゃない)競争をさせられ、資本家の儲けのために命を削られていくのです。これが歴史の教訓です。

だから労働組合は、労働時間の短縮と賃上げに最も力を入れなければいけないのです。時代が変わっても同じです。80年前に書かれた小林多喜二の『蟹工船』が若者の間でブームになっているように、新自由主義は資本の儲けのために長時間労働、賃下げ、競争を持ち込んだのです。

だいたい、現在の労働者は8時間働いて作りだした価値のうち、2~3時間分しか賃金として受け取っていません。残りの5~6時間は資本家にかすめ取られているのです。だからこれだけいらない物があふれる世の中になったのです。ですから、「査定給=もっと働け給」は、資本家のための給与体系であって、労働者にとっては地獄の給与体系になるのです。革命が起きて労働者の社会になれば、1日4時間くらい生産活動で充分暮らしていけるようになり、3~4時間は社会のために貢献し、残りの時間は自分と家族のために使えるようになるのです。今の労働は、資本家の儲けのために、必要のない物をいっぱい作らされているのです。みなさん、考えましょう。

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