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2008年9月20日 (土)

金融恐慌が始まった!

9月15日、アメリカ証券会社4位のリーマン・ブラザーズが経営破綻した。この事件は、サブプライムローン問題が、1年たってついに証券大手の破綻にまで行き着いたこと、そしてまだまだ拡大することが明らかになり、世界の帝国主義国、資本家が凍りついた。ついに金融恐慌が始まったsign03 と。もう止められない。

続いて16日、アメリカ保険最大手のAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)が経営破綻し、FRBが9兆円を融資=国が助け、管理下においた。AIGはあまりにも巨大なため、破綻させれば世界金融大恐慌が確実になり、世界の資本が連鎖倒産するため、救済したのです。米政府は必死で世界恐慌をくい止めようとしているが、止まらない。何しろサブプライムローン関連株は、500兆円ともいわれているわけだから、国家財政を全部投入しても足りないほどの大きさなのだから。

アメリカの最大手保険会社、証券会社、銀行の破綻、この次はどこが破綻していくのか、世界中に拡大していくことは間違いない。日本政府も恐怖している。今日の新聞では「松元引越センター」が破綻したという。この間、不動産関係が次々に倒産している。

今回の恐慌は、歴史上3度目といわれている。前回が1929年米ウオール街で株価が大暴落し、アメリカの会社が次々に倒産した。そして世界に広がり、日本では「昭和恐慌」と呼ぶように、会社が次々に倒産し、失業者があふれ、労働争議が次々に起こった。農作物も価格が落ち、農民も生活できなくなり、小作争議が全国で起こった。革命運動が急速に拡大、国家権力は治安維持法を改悪し、特高警察を創設して弾圧してくる。その攻めぎ合いで共産党が壊滅させられ、戦争に突入していったのです。

これから日本ー世界はどうなっていくのか、市役所でも話すると「金融恐慌が始まった」と感じている職員は多いようです。一様に「市役所はどうなるのか、会社は、日本はどうなるのか」と不安そうな様子です。「できれば恐慌にならないでほしい」と思っているのでしょう。しかしこれが資本主義の限界です。体制として終わっているのです。原油高騰、少子化、新自由主義、これらは資本主義が体制として終わっていることを示しました。問題は、次の新しい社会体制を作ることです。会社がつぶれて社長がいなくなっても、労働者がいる限り、工場も商店も回っていきますsun。われわれが回してきたのですから。

これから何年間か続く恐慌の中で世界中の資本=会社が倒産し、労働者は街頭に放り出されるのか、工場・職場を占拠して争議で闘うか、ストライキ、デモ、世界的な連帯闘争に発展するか、それとも戦争になるのか、われわれの闘いで決まってくるのです。こういう情勢になると、会社=資本を擁護し、手先になる裏切り者がでてきます。「4者4団体」という国鉄闘争をめぐる裏切り=国に屈服する路線がでてきました。国がつぶれないうちに和解金を取りたいのかsign02 自分だけ助かりたいのか、しかし恐慌に入ったのだから自分だけ助かる道はない。その行き着く道は、大政翼賛会だsign03 帝国主義の侵略戦争の先頭に立つのかsign02 いよいよ闘いは佳境に入っていくsign01note

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» リーマンブラザーズの経営破たんと1930年代恐慌との類似について [日本国憲法擁護本当の自由主義と民主主義連合〜法大OBのブログ]
サブプライムローンの破綻のあと、昨日アメリカ証券のひとつでもあるリーマンブラーザーズが経営破綻しました。 リーマンブラザーズといえば六本木ヒルズを代表するアメリカ国際金融資本(世界の大金持ち・金利生活者を抱えたアメリカ金融資本の模範的証券企業。穀物高騰・原油高などを生み出す現物買占めや投機経済を直接行ってきた企業のひとつが破綻したということ)の代表で、小泉・竹中の外資依存経済=売国経済の代名詞であり、ホリエモンのライブドアを買い取った証券会社でもありました。(刑務所体験もしたあのホリエモンを当初は... [続きを読む]

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