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2008年9月

2008年9月30日 (火)

アメリカ発の世界金融恐慌だ!

マルクスが資本論で書いたとおりに、資本主義は末期を迎え、恐慌に陥っていく。これは誰も止められない。そして労働者階級が中心になって農民、民衆とともに革命を起こし、新しい社会を作らない限り、何度でも恐慌を繰り返すのが資本主義だということ。目の前で起きている情勢はそういうことに間違いない。革命を起こさなかったら、再び戦争で世界を破壊し尽くす。どちらにあなたと人類の未来をかけますかsign02

毎日夕刊(9/30)『近時片々』が面白い。「世界をとてつもない妖怪が徘徊している。金融不安という妖怪が。」と、まるでマルクスの『共産党宣言』の書き出しと同じだhappy01。そして「英国教会の大主教も『マルクスの資本論は部分的に正しかった』と。」書いて終わっている。

9月30日毎日夕刊「米国発 世界同時株安」の大見出し、リードで「米国発の世界金融恐慌が現実味を帯び始めた」と書いている。アメリカ議会下院で金融法案を205:228で否決したことが引き金になっている。株価が777ドルも暴落した。1929年恐慌の時よりも大きく、史上最大の下げ幅らしい。ヨーロッパも銀行が倒産、イギリスのB&Bやオランダ・ベルギーのフォルティスが国有化された。まだまだ序の口でこれから広がりそうだ。サブプライム・ローン問題から発展しているが、実体経済が破綻している。カジノのような金融資本が世界中を荒らして回っている。破滅するのは時間の問題だったのだ。

金融法案を否決したのは、労働者の抗議闘争があったからだ。法案を出した直後に1000人以上の労働者がウォール街にデモで抗議した。「ウォール街と戦争に、これ以上税金をつぎ込むな!」「救済ではない。奴らを監獄にぶち込めsign03」「家を追い出される我々を救済しないのかsign02」などなど、ブッシュ政権と資本家どもを糾弾した。このような声は全国にあふれている。

さて問題は労働者のことだ。恐慌が起きたらどうなるのか、1929年恐慌以降は世界中で倒産が相次ぎ、失業率は25%を越え、街頭は労働者であふれた。食えなくなった労働者が争議を起こし、工場占拠、街頭デモ、ゼネストへと発展していった。

今度はどうなるのか、労働者の闘いが中心になって世界情勢が動いていくことは間違いない。初めての経験、全身の神経を集中して立ち向かっていこうup 今度こそ、勝利して戦争を止めようsign03 革命を起こし、労働者が主人公になって、搾取のない、自由な社会を作ろうsign03

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2008年9月29日 (月)

ワカーズアクション関西に330人

0809281 28日、大阪市役所前の中之島公園で「ワーカーズアクション関西」をやりました。青年を中心に330人が集まり、元気いっぱいの集会とデモをやりました。全国では、14カ所で行われました。http://www.zenshin.org/blog/index.html

集会の中心は「生きていける賃金よこせ!非正規職撤廃!」「橋下倒せ!民営化絶対反対!」「国鉄1047名解雇撤回!動労千葉とともに闘おう!」「ストライキで社会を変えよう!」のスローガンが示しているとおり、青年はじめ0809285 労働者の怒りの場になりました。

基調報告は、大阪市職労の青年です。「査定給反対!」を掲げてユース部長に立候補し、3分の1=800票近くも支持票が集まりました。スゴイ勝利です。自分の選挙闘争から、橋下知事打倒!民営化阻止!を訴えました。また「4者4団体」路線を批判し、動労千葉と共に11・2労働者集0809282 会に結集しようと訴えました。

その他、大阪府、豊中市の労働者、府立高校の教師らが発言しました。また国労、全社労、ス労自主労組、全逓労組、医療福祉労働者、関合労、民間の労働者、学生も発言しました。写真は、参加者全員で座り込みシュプレヒコールを上げているところです。

0809283

さあ、デモに出発!小雨が降る中、青年、学生を先頭に、にぎやかに、戦闘的に、大阪駅近くの阪急東通まで行きました。

金融恐慌が広がる中、これから破綻、倒産が続出してくる情勢、労働者が街頭に放り出され、戦争に動員されるのか、逆に工場、職場を占拠して、ゼネストから革命に勝利するのか、いよいよ決戦の時が近づいてきています。みなさん、闘って我々の社会にしましょう!

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2008年9月28日 (日)

「ごね得」発言の中山、任命した麻生を打倒しよう!

9月25日、国交相に前日就任したばかりの中山成彬は、インタビューで、成田空港について、「ごね得というか、戦後教育が悪く、公共の精神が欠けている」「(反対住民らは)公のため自分を犠牲にする精神がなかった。自分さえよければいいという風潮の中で、空港が拡張できなかったのは大変残念」と、事実と180度違うデタラメを並べて、三里塚反対同盟と支援するわれわれを愚弄した。絶対に許さないpunchdash

北原鉱治・三里塚反対同盟事務局長は、テレビのインタビューで中山に怒って「『ごね得』とか言っているけど、そんな次元はとっくに過ぎちゃっている。とにかく43年間、なぜ抵抗しているのか。物をくれとか土地を高く買えとか、そんなことを言ったことない」と、徹底弾劾しています。

空港予定地内で反対して農業している、反対同盟の市東孝雄さんは、「私は1億8千万円の補償よりも、1本100円の安全なおいしい大根を作って消費者に喜んでもらいたい」と金で何でも買えると市東さんを愚弄した買収策を拒否し、農業にかける情熱を語っています。いったいこの市東さんのどこが「ごね得」なのだ!中山よ!お前は1億8千万円を断った市東さんの崇高な価値観を理解できないだろうsign03 中山、お前のほうがよっぽど「ごねて」大臣の席をぶんどったのではないのかsign03 お前のような低水準な人間は、人民から打倒されないとわからないのだpout

43年間の不屈の闘いが、28日中山を打倒した。たった5日間で打倒された!しかしこれは中山を任命した麻生、お前の任命責任だsign03 三里塚反対同盟攻撃のみならず、日教組攻撃をする低水準な人格であることは知っていたはずだ。中山を使って三里塚闘争と教育労働者の闘いを破壊しようとしたのか。逆に麻生を打倒してやるsign03 また中山発言を擁護する橋下知事は同じ思想だ。打倒しようsign03

みなさん、10月5日千葉県成田市東峰で開かれる現地集会に参加しよう。そして11月2日東京日比谷野音で開かれる全国労働者総決起集会に参加して麻生を打倒しようsign03scissors

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2008年9月27日 (土)

9月議会が終わった

25日に9月議会が終わりました。一般質問では、橋下知事の学力テスト問題を批判する内容と、公営住宅の家賃滞納者の年金差押え問題を取り上げました。

橋下知事の教育委員会攻撃発言と学力テスト公開強要問題で教育長に見解を求めました。私は、権力を持った知事が教育に介入する危険さを批判しました。橋下知事が教育委員会を「関東軍」とののしっていることに対し、厳しく批判し、教育長に批判するように求めました。教育長は、橋下批判を避ける情けない答弁でした。そんなことで教育の独立を守れるのかsign03 市教委は本当にしっかりしてもらいたい。

また、43年ぶりに行われた全国学力テストの目的が、生徒と教師、学校を競争させ、アメリカのように成績悪い学校の補助金を削り、教師を降格させようとする目的であり、企業の役に立つエリート育成のためで、戦争をやるための教育に変えようとしているのではないのか、と追及しました。教育長は「アメリカのようにはならない」と言いながらも、学力テストに対するはっきりした見解は述べませんでした。情けないsign03

この問題の核心は何か?!橋下知事は、教育委員会を敵視し、「学力テストの成績を公表せよ」と介入していますが、これは戦前の教訓を破壊するもので絶対に許せません。戦前は国家が教育に介入し、天皇への忠誠を要求する「皇民化教育」を暴力的に強制し、戦争国家を作っていったのです。国や知事、市長らが教育に介入すると、時の権力の思惑にそった教育が行われるので教育委員会を独立させたのです。橋下知事は、再び教育委員会を破壊し、知事権力の思い通りになる教育を目指そうとする非常に反動的、ファッショ的な攻撃です。

また、アメリカでは2002年に「落ちこぼれゼロ法」を制定し、3年生~8年生の全生徒に学力テストを受けさせました。生徒と教師、学校を競争させ、成績の悪い学校の補助金を削り、良い学校にはボーナス、成績の悪いクラスの教師は降格、良いクラスの教師にはボーナス、としました。その結果、廃校にされた学校もでています。さらに、高校生の成績、家庭状況、携帯電話番号を軍隊に教える義務を法律で決めたため、軍隊の募兵官は、成績の悪い、体力のある、貧乏人の子をねらい打ちでリクルートし、奨学金など甘い誘いで軍隊に入れ、イラクに送っているのです。イラクで戦死したり、精神的な病になった子がたくさんいます。これこそ新自由主義政策の本当の姿です。

このような募兵官を高校に入れない運動を生徒、保護者といっしょにやっている教師たちがいます。CAMS(校内の軍国主義に反対する連合)です。代表は日系3世のア-リ-ン・イノウエさんです。8・6ヒロシマ集会や11・2労働者集会にきて、「日の丸・君が代」強制に反対して闘う、根津公子さんを支持しています。私も連帯して一緒に闘っています。

また9月議会では、公共料金の値上げラッシュ(`ε´)sign01で、私は怒りまくっています。幼稚園保育料、保育所保育料、水道料金、下水道料金、泉の森使用料、火葬場使用料の6つです。市長は、3年ごとに料金を値上げしていく方針で、どこまで市民負担を増やすのか、赤字の責任を市民に押しつけるもので、本当に怒り心頭です。泉佐野市の連結赤字が新聞で発表されていますが、市民病院跡地の借金60億円+市立病院赤字20億円=約80億円です。空港関連事業の失敗が原因です。他方、一般会計の赤字は職員と市民の犠牲で黒字に転換しました。もうこれ以上の市民負担は反対しましょう。

そんな中で、幼稚園保育料の値上げは阻止しましたsign03 反対12:賛成8で否決です。反対したのは、国賀ら無所属会派4人(向江、布田、松浪)、公明党4人、共産党3人、泉新の会の辻野議員です。来年4月から入園料を9千円から1万円に、保育料1万円から1万500円値上げする案です。市長は目標を運営経費の50%としていますから、約1万7000円にもなり、府内でダントツ1位になります。そこまで値上げするのか!泉佐野市はバスを運行しているので3500円も他市より余計に負担しています。この分は考慮されていません。原油高から物価上昇し、子育て世帯の生活は非常に苦しくなっています。こんな時に幼稚園と保育所の値上げは許せません。子育て世帯が逃げていくよsign03 新田谷市長、どこまで値上げするのかdown

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2008年9月20日 (土)

金融恐慌が始まった!

9月15日、アメリカ証券会社4位のリーマン・ブラザーズが経営破綻した。この事件は、サブプライムローン問題が、1年たってついに証券大手の破綻にまで行き着いたこと、そしてまだまだ拡大することが明らかになり、世界の帝国主義国、資本家が凍りついた。ついに金融恐慌が始まったsign03 と。もう止められない。

続いて16日、アメリカ保険最大手のAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)が経営破綻し、FRBが9兆円を融資=国が助け、管理下においた。AIGはあまりにも巨大なため、破綻させれば世界金融大恐慌が確実になり、世界の資本が連鎖倒産するため、救済したのです。米政府は必死で世界恐慌をくい止めようとしているが、止まらない。何しろサブプライムローン関連株は、500兆円ともいわれているわけだから、国家財政を全部投入しても足りないほどの大きさなのだから。

アメリカの最大手保険会社、証券会社、銀行の破綻、この次はどこが破綻していくのか、世界中に拡大していくことは間違いない。日本政府も恐怖している。今日の新聞では「松元引越センター」が破綻したという。この間、不動産関係が次々に倒産している。

今回の恐慌は、歴史上3度目といわれている。前回が1929年米ウオール街で株価が大暴落し、アメリカの会社が次々に倒産した。そして世界に広がり、日本では「昭和恐慌」と呼ぶように、会社が次々に倒産し、失業者があふれ、労働争議が次々に起こった。農作物も価格が落ち、農民も生活できなくなり、小作争議が全国で起こった。革命運動が急速に拡大、国家権力は治安維持法を改悪し、特高警察を創設して弾圧してくる。その攻めぎ合いで共産党が壊滅させられ、戦争に突入していったのです。

これから日本ー世界はどうなっていくのか、市役所でも話すると「金融恐慌が始まった」と感じている職員は多いようです。一様に「市役所はどうなるのか、会社は、日本はどうなるのか」と不安そうな様子です。「できれば恐慌にならないでほしい」と思っているのでしょう。しかしこれが資本主義の限界です。体制として終わっているのです。原油高騰、少子化、新自由主義、これらは資本主義が体制として終わっていることを示しました。問題は、次の新しい社会体制を作ることです。会社がつぶれて社長がいなくなっても、労働者がいる限り、工場も商店も回っていきますsun。われわれが回してきたのですから。

これから何年間か続く恐慌の中で世界中の資本=会社が倒産し、労働者は街頭に放り出されるのか、工場・職場を占拠して争議で闘うか、ストライキ、デモ、世界的な連帯闘争に発展するか、それとも戦争になるのか、われわれの闘いで決まってくるのです。こういう情勢になると、会社=資本を擁護し、手先になる裏切り者がでてきます。「4者4団体」という国鉄闘争をめぐる裏切り=国に屈服する路線がでてきました。国がつぶれないうちに和解金を取りたいのかsign02 自分だけ助かりたいのか、しかし恐慌に入ったのだから自分だけ助かる道はない。その行き着く道は、大政翼賛会だsign03 帝国主義の侵略戦争の先頭に立つのかsign02 いよいよ闘いは佳境に入っていくsign01note

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2008年9月 8日 (月)

「査定給」と闘う青年

080907 9月7日午後2時から、エルおおさかで「9・7青年労働者交流集会」があり、参加してきました。100人くらい参加して、青年がガンガン発言していました。各地で闘っている様子がよくわかり、元気づけられてきました。

一番がんばっているのは、大阪市職員です。26歳の青年で、「査定給」と闘わない組合執行部を批判して、闘う労働組合に変えようと、ユース部長に立候補して闘っています。結果は、739票:1761票で負けましたが、3割の支持を得ました。1人から始めた執行部批判=労働組合をよみがえらせる闘いが3割も支持を得たということはすご~いことです。大阪市職員も変わりつつあります。来年が楽しみです。

ところで「査定給」というのは、上司が部下の仕事を査定して給与やボーナスに差をつけるやり方です。職場に競争を持ち込み、「同僚をけ落としてでも成績を上げろ」という職場支配のやり方です。市当局の提案を組合が受け入れています。労働組合が「モチベーションをあげるため」とはよく言うよsign02 同僚と競争して、困っていても助けない、失敗したら心で笑う、け落として喜ぶ、これがモチベーションbearing こんなことを組合が率先してやっていたら、労働者はどこまでもこき使われ、過労死させられます。

資本主義は、労働組合が闘って規制しなかったら、際限なく長時間労働をさせ、賃金を下げてきます。工場法(1833年)ができる前のイギリス労働者は1日18時間も働かされたために、病気や事故で命を落とし、平均寿命は20歳にも満たなかったのです。闘わずに資本家の言いなりになっていたら、無茶苦茶競争させられ、長時間労働、賃下げ(賃上げじゃない)競争をさせられ、資本家の儲けのために命を削られていくのです。これが歴史の教訓です。

だから労働組合は、労働時間の短縮と賃上げに最も力を入れなければいけないのです。時代が変わっても同じです。80年前に書かれた小林多喜二の『蟹工船』が若者の間でブームになっているように、新自由主義は資本の儲けのために長時間労働、賃下げ、競争を持ち込んだのです。

だいたい、現在の労働者は8時間働いて作りだした価値のうち、2~3時間分しか賃金として受け取っていません。残りの5~6時間は資本家にかすめ取られているのです。だからこれだけいらない物があふれる世の中になったのです。ですから、「査定給=もっと働け給」は、資本家のための給与体系であって、労働者にとっては地獄の給与体系になるのです。革命が起きて労働者の社会になれば、1日4時間くらい生産活動で充分暮らしていけるようになり、3~4時間は社会のために貢献し、残りの時間は自分と家族のために使えるようになるのです。今の労働は、資本家の儲けのために、必要のない物をいっぱい作らされているのです。みなさん、考えましょう。

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