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2008年5月20日 (火)

空港対策特別委協議会で新田谷市長が全面対決を宣言?!

今日10時から関西国際空港問題対策特別委員会協議会がありました。協議会にして市民、マスコミの傍聴を認めないというやり方は問題です。市長の説明と議会の対応が注目されている時こそ、議論の内容、方針決定過程を、市民に開かれた議会でやるべきです。

さて、協議会では、1)関空関連地域整備等協力金(2市1町への関空会社からの1億円の寄付金)について、2)連絡橋の減免取り消しについて、の2点で市長の説明と質疑がありました。

結論からいうと、新田谷市長は、関空会社と国には「もう遠慮する必要ない。厳しくやっていく」、「8億円だけでなく、減免した50億円は全部取り返す」と勇ましい発言でした。聞きようによっては、関空会社と国、府に「全面戦争を始める」という内容であり、いささか驚いた。あまりに突然の煮詰まりようだ。これまでの新田谷市長からは想像もできないような方針である。

私から言うと、そもそも地元と関空の『共存共栄』などなかったのだ!我々は最初からそう言ってきた。今頃気がついたかsign03といことです。国は、関空がすべてで、地元自治体、地元住民、関空労働者がどうなろうと知ったことではない。関空の「存続と発展」のために犠牲になれ、「軍事空港にするのだから従え」ということが本音です。地元に協力させるために『共存共栄』という幻想が必要だっただけのことです。今までそれにすがりついてきたが、危なくなってやっと気がついた、ということ。新田谷市長、それなら今までだましてきた市民に謝るべきだろう。そこからしか始まらない。(続きは下へ)

連絡橋の国有化は、国の方針。減免は関空会社のため。地元に犠牲をしいただけ。減免期間10年(=50億円)が過ぎたと思ったら、2年目に国有化で税金を払わないというのだ。関空会社ー関空のために、地元は犠牲にしていいという決定を行った。次は関空の国有化もちらつかせるというわけだ。

新田谷市長は「減免取り消しは、一の矢。二の矢、三の矢も用意している」と言います。また「橋下知事に『支持する』と言ってもらった。応援してもらえると思う」と言います。府幹部が冷ややかな中、どれだけ知事ができるのか、リップサービスではないのか。全面戦争宣言だが、さてどこまでやれるのか、どこまで覚悟があるのか、どこまでその体制があるのか、疑わしい。市民、職員の協力体制はできているのか?

関空会社の「寄付金」1億円は、開港した年に駐車場運営を2市1町がやる形で、運営法人・環境創造センターを通して2市1町に入っていたもの。泉佐野市4500万円、泉南市3500万円、田尻町2000万円に分けていた。13年間続いたが、関空会社の経営赤字のために昨年度から「中止」すると決定し、2市1町に3月31日通告してきた。

関空との『共存共栄』がなかったことが、これほどはっきりしたことはない!関空に頼った「空港城下町」に未来はない。市立病院問題もそうだ。深刻に反省して、立て直すことこそが求められている。

協議会では、色々質問が出た。「協力金」について

K議員質問)環境創造センター解散したときに、今回のこと(寄付中止)は予想できたのではないのか?

安井理事)市としても危惧があった。関空会社に「やめないでしょうな」と確かめた。関空は「未来永劫とは言えないが、すぐにはやめない」と言っていた。

T議員)「未来永劫」とはどういうことか。毎回、後手に回っている。

手向副市長)トップ同士の話し合いで決まったもの。懸念あったので確かめた。毎年確かめる方がおかしい。逆に見直しを促進してしまう。

T議員)環境創造センターの解散がすべて。これさえあったらこんなことにはならなかったのではないか。判断ミス。だまされたのではないのか。

手向副市長)「判断ミス、だまされた」はどうか、市の方としては、だまされたということではなかったと思う。

T議員)当時の覚え書きとか協定書はないのか。

安井理事)設立趣旨はあるが、関空会社が見えてくるものはなかった。必要経費の一番上にあるという考えでやってくれと言った。

減免取り消しについて

市長)明日、取り消し通知書を送付する。2年分で4億7千万円になる。関空会社とのケンカというよりも国に責任を取ってもらいたいという思いで納付期限を来年3月31日にした。

I議員)連絡橋国有化決定は、頭越しにしたのか。

市長)国有化の決定は市には何の相談もない。市の財政が苦しいのは、借金が身の丈の3倍もあるからだ。それを認めたのは府と国、将来税収を見込んで認めたはず。それをこんな形で税収減では認められない。橋下知事から連絡があり、「府ははなはだ遺憾であると内部レクあったが、私は泉佐野市を支持する」と言ってくれた。4億7千万円取り返しても8億円の半分。50億円は取り返す。

K議員)関空との全面戦争になる。兵糧攻めもある。

市長)8億円は市民には断じて負担させない。これは一の矢、二の矢、三の矢も用意している。少々無茶なこともやる。議会にも報告する。

K議員)府は傍観者、関空会社とケンカするよりも国、府ではないのか。

市長)府も「減免取り消しは無理ではないか」と言う。橋下知事は支持してくれている。応援してもらえるものと思う。

M議員)訴訟になった場合、その行方はどうなるのか。

昼間参事)過去の減免を取り消したケースは探せなかった。行方は分からない。

N議員)連絡橋の国有化、府が負担を拒否すれば阻止できる決定打になるのでは?

手向副市長)府が65億円負担することでは合意している。

以上のようなやりとりで終わった。

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