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2008年4月28日 (月)

泉佐野市立病院、二次救急までやめる!

080429 1週間前に「一次救急をやめる」と書きましたが、25日の病院問題委員会では、「6月から二次救急(内科、外科)もやめる」と種子田総長、川野院長が表明しました。左の「お知らせ」が25日の委員会に提出してきたものです。

「循環器科と産婦人科は従来どおり」と言いましたが、救急外来はほとんどが内科、外科です!結局、市立病院は「救急車の受け入れを中止した」に等しい決定をやったのです。

この決定は、市民にとっては生命に関わる重大なものです。少なくとも、市長と総長は記者会見を開いて、事情を説明し、救急外来を中止するについての釈明とお詫び、そして再開の約束をすべきです。それをしないのは無責任です。

この決定は、よく検討されずにドタバタと変更したために、市報5月号の原稿は前のままで、「一次救急はやめるが、二次救急は続ける」という意味の原稿です。読んでもわかりませんが…sad

 1週間前に丹治事務局長が議会に説明に来たときは「1次救急をやめるが、2次救急は続ける」ということでした。1週間で方針が変わっています。しかもこんな重大な方針が!委員会で私が「どうして、こんな重大な方針が1週間で変わるのか?」と質問すると、川野院長が「内科医が疲弊している。部長は3月は家に帰っていない。これ以上の負担は無理だと判断した」との答弁でした。後日聞いてみると、大野部長はただ一人糖尿病担当なので、帰れなくなっているそうです。他の内科医はそうでもないようでした。しかし、内科医が減り、医師への負担がきつくなり、限界に来ていることは理解できます。根本的には、内科医を確保するしかありません。

私は、「1週間前までそんなことがわからずに決定したのか?いったい医師団は会議をやっていないのか?」と質問しました。院長は「毎月部長会はやっている。各科も毎週会議している」との答弁でした。それなのに医師の意見も集約できず、やる気も引き出せないのはどういうことか?結局、総長、院長には組織を掌握し、活性化させる力がないのか。これでは病院はだんだん崩壊していくしかないのか、とすごく危機感を持ったのでした。以前はもっとしっかりと会議がやられ、医師団を掌握し、叱咤激励していたように思います。

安易に救急医療をやめると、ますます医師がやめていく。病院崩壊の始まりになる」。先日のテレビの病院特集で出てきた病院院長の言葉でした。「歯をくいしばってでも救急医療を続ける、そのために必要な医師は集める。救急医療を続けることで患者の信頼がまし、患者が増える」と言った言葉が印象的でした。

泉佐野市立病院のように、医師が減ったからといって、安易に救急医療をやめると、市長、総長の熱意が疑われ、ますます医師がやめていき、病院が崩壊する方向にいくと思います。そうならないように、市長、総長、院長は、病院の再建に全力を挙げるべきです。駆け回ってでも医師を確保すべきです。市民の命と健康を守るために、私は声を上げ、批判し続けます。市民のみなさん、職員のみなさんも共に頑張りましょう!

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「議員活動」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、何時も親がお世話になっています。先生のブログを読んでメールしました。今の市民病院には、失望しました。先週金曜日に、医療ミスにおける説明を受けに病院に行きましたが、説明中、病院の偉い方々は下を向いて黙りこむ奴ばかりでしたが、説明が終わり、部屋から出てから直ぐ、私も部屋から出ました。すると数分前まで下を向いてた奴全員の笑い声がはっきりと聞こえました。アホかコイツラは、普通部屋から、身内が出てくるて、解らんかなぁて感じですわ。医者は人間違うてよう聞くけど、あいつらは、それ以下ですわ。俺は、親の無念をハラスためには、手段を選びません。

投稿: 鍛冶村谷 浩 | 2008年7月15日 (火) 20時33分

国賀議員自身は南泉州の医療崩壊をどうとらえているのか? 原因と対策(アイデア)を市民にお答えください。
市長、総長、院長批判だけでは議員自身の分析や解決策案は全く見えてきません。
これは、市議会議員である国賀議員、あなた自身の問題ですよ。
あなたの自身の処方箋を市民にお聞かせください。 
(救急を取りつづけろというのは、医師の疲弊度からして
無理ですよ)
近隣市立病院、阪南市、貝塚市の状況をみていますか?
まだ、泉佐野はましですよ。
 

投稿: | 2008年6月21日 (土) 00時20分

夜間休日に救急外来に来る患者の多くがコンビニ受診であることをご存知ですか?
今一度、議員として市民のみなさんに、二次救急病院の役割が何なのかを説明なさったらいかがですか。
市民にとっての医療が大切だとお思いになるなら、市民に医療の大切さを、それが公共財であり、限られたマンパワーで守られていることを説明したらいかがですか?


投稿: yamasan | 2008年5月18日 (日) 13時08分

いろいろ貴重な意見をありがとうございます。現場の意見を聞いたような思いで、議論が起きて本当によかったと思っています。
私の真意を再度言わせてもらいます。ブログを読んでいただければわかると思ういますが、私は現場の医師を一回も批判していません。医師が減って頑張っておられる医師の負担が大きくなり、限界に来ていることを認めています。
私が批判しているのは、人事の責任を負っている総長、院長、市長の熱意のなさ、責任感の薄さです。就任してから1年が過ぎましたが、内科医はじめ医師は減るばかりです。かつて120人いた医師は90人にまで減っています。前の藤田氏ー岸野氏の体制時は何とかして医師を確保していました。今の種子田ー川野体制は、医師確保ができていません。あまり動いていないこと、ビジョンと熱意がない、責任感もない。市長は「任せてある」と無責任です。藤田ー岸野体制を否定して「追い出す」ときは熱心に動いたのに!!
そういう現体制を私は批判しているのです。
その点をぜひ理解してほしいと思います。
救急医療は、市民にとっては命がかかっている問題です。市長と総長ー院長は、その重大さを自覚して、医師団と真剣に議論して決定してほしかったと考えています。

投稿: こくが | 2008年5月 4日 (日) 12時17分

 4月28日のブログに関して失礼とは存じますが、一言述べさせていただきます。
 医師の方々は悪くありません。そもそも政府の医療費削減策が医療崩壊を招いておりますが、自治体立病院でも崩壊を食い止めているところがあり、泉佐野市当局が医師の離職を食い止めるだけの待遇・報酬を準備しないのが原因です。残って頂けている医師を批判する内容のブログは、医師の離職を促進するのみです。

投稿: | 2008年5月 3日 (土) 19時45分

 私は声を上げ、批判し続ける前に、現場を見てください。夜眠れず 翌日も気を抜けず 仕事しなくてはならない現状を。批判するだけでなく 一度現場を見られたらどうですか?

投稿: 匿名希望 | 2008年5月 2日 (金) 11時04分

叱咤激励で改善する程度の問題ならとっくに解決しているはず。
企業なり、チームなりの存続を「叱咤激励」で乗り切ろうと考えるマネージャーは今時いないでしょう。

投稿: 匿名 | 2008年5月 1日 (木) 21時23分

4月28日のブログについて意見を述べさせていただきます。
医師に対する批判のための批判としか思えません。
本当に病院をなんとかしたいとお思いなら、もっと現場を知る努力をしてください。
批判ばかりして改善されるような問題ではありません。
院長・事務長ではなく、疲弊している現場の医師に直接話を聞いてください。
これ以上疲弊している医師に要求ばかりしてどうするんですか?倒れるまで働かせて、倒れたら議会の方が責任を取っていただけるとでもおっしゃるのですか?
現に労働基準をはるかに超えているのでは?
市は、見合った報酬が出せず、過労に対しての責任をとれないことを知っているから、救急をやめるのです。今の医師不足、医療不採算問題は医療システムの問題です。泉佐野病院の医師は全く悪くありません。それに気づいてください。
是非、ご返事いただき意見交換させていただきたく思います。
最後に。失礼な文面になり申し訳ありません。ただ、あまりにも現状認識がことなっておられ、あえて率直に書かせていただきました。

投稿: 匿名希望 | 2008年5月 1日 (木) 20時53分

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