泉州住民の会総会
みなさん、今年も住民の会総会の季節がやってきました。今年は4月27日(日)にやります。場所は泉の森ホ-ル2階大会議室です。誰でも参加できますから、来て下さいねー
今年の総会は、関空二期が開港してから初めての総会になります。関西新空港が開港してからもう14年たちますが、みなさん、何かいいことがありましたか?ほとんどの住民は「いいことは何もなかった」と言います。タオル、ワイヤーロープなど地場産業は壊滅して仕事がありません。失業率は高く、関空の仕事は非正規職ばかりで、先端産業は来ませんでした。他方、泉佐野市は空港関連事業でだまされ失敗し、赤字再建団体寸前までいきました。市民と職員が犠牲にされて、やっと赤字を解消しました。保育料、水道料金など公共料金は全部値上げされ、家庭ごみまで有料化さました。市民は怒り、反対運動を起こし、新田谷市長を厳しく批判しました。さらに空港連絡橋まで国有化されることになり、8億円もの税金が減収になります。10年間で50億円も減免しながら、新田谷市長は何をしていたのか!市長は「だまされた」と慌てて国に陳情に行きましたが、軽くあしらわれたようです。「だまされた」というのなら、今からでも50億円を取り返してこい!と言いたい。結局、関空と地元の「共存共栄」はなかった!ということがはっきりしたのです。
私が一番反対しているのが、関空の軍事空港化です。すでに米軍は昨年から「民間空港の優先使用」を要求し、国は認めて調査をしたようです。すでに計画ができているのです。が、公表していません。連絡橋の国有化も、軍事使用のためです。警察は真っ先に警備するのが連絡橋です。関空の最大の弱点であり、関空の軍事使用にとって国有化は不可欠だということです。国は、軍事のためなら地元のことなど何も考えていません。昔も今も同じです。この問題が一番大きな問題です。
しかし、関空で働く労働者、自治体労働者、地元住民が反対して闘えば、関空は止まってしまいます。結局、労働者と住民が関空の運命を握っているのです。闘えば勝てるのです。
今年の総会は、これまでの運動を総括し、新たな空港反対運動に乗り出していきたいと考えています。参加してください。
日時:4月27日(日)13:30~ 所:泉の森ホール2階大会議室
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