市立病院が大混迷m(_ _)m3500万円出して麻酔科医募集、皮膚科休診
昨日、朝日新聞に「年俸3500万円『麻酔科医来て』」との記事がでて、マスコミからの問い合わせや取材がいっぱい入ったようです。以前に書いたように、今年3月末で麻酔科医4人全員がやめます。次の医師が確保できない中、苦肉の策として「年俸3500万円」でインターネットで募集をかけたのです。私も新聞を見てはじめて知り、事務局長に問い合わせたら「2500万円~3500万円で募集している」とのことでした。
これは問題を起こすことが想像できます。他の医師の給与は平均で1400万円、総長で1800万円、倍以上の給与を出すというのですから、医師団ともめることは想像できます。さらに公立病院が、金に任せて医師を集めていいものか、問題があります。3年前に池田市立病院が3500万円で産科医を雇用したが、もめて2年くらいでやめたそうです。そうなる可能性があるのです。
麻酔科は絶対に必要です。いなければ手術ができなくなり、阪南病院のように外科医がやめていくことが避けられず、総合病院としては維持できなくなります。今いる麻酔科医は、元総長の藤田氏が置きみやげに国立循環器センターから昨年4月に招いてくれたのですが、そのときから1年くらいが限度と言われていました。新しい総長体制で麻酔科医を確保しなければ麻酔科医がいなくなると言われていました。その後麻酔科医を確保できなかったために、このような事態になったのです。市立病院と市を上げて地域医療を維持できるようにがんばらないといけないときです。
昨日議会で、議長、病院委員会委員長と話して早急に委員会を開くように要請したのですが、「議長が病院事務局長から事情を聞いてから判断する」となったようで残念でなりません。議会が何もしないのと同じことになりそうだからです。
今日病院に行くと左の貼り紙がありました。「皮膚科休診」のお知らせです。2人の医師がやめるため4月から休診になるのです。皮膚科医までやめることにショックです。
耳鼻咽喉科は再開するとの貼り紙もありました。これはいい知らせでした。
市立病院はまだまだ混乱が続きそうです。議員としても市民の命と健康を守るためにがんばらないといけないと感じた日でした。
| 固定リンク
「空港問題」カテゴリの記事
- 関空反対集会に135人(2016.07.24)
- 7月24日(日)関空反対集会やります!(2016.07.18)
- 神戸空港の視察ー破たんしている状況(2015.11.11)
- 問題点:瀕死の関空会社、入札企業は1社のみ!運営権売却交渉権をオリックス連合に(2015.11.12)
- 関空反対集会に135人、戦争法に反対!(2015.07.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント