三里塚公開講座
22日午後6時半から大阪市内で「三里塚公開講座」がありました。三里塚空港反対同盟の顧問弁護士である葉山岳夫さんが「農地死守・空港廃港、裁判闘争に勝利しよう!」という題で講演されました。
多くの裁判をやっていますが、講演では6つの裁判闘争の報告をされました。そのうちでも市東孝雄さんの農地取り上げに対する裁判闘争が中心になりました。全てを覚えていませんが、市東さんの農地問題で印象に残ったことを書きます。
市東さんに立ち退きを要求している農地は、明治の時代から4代90年にわたって耕作してきた農地です。日本の敗戦で農地解放したときに、たまたま東一さんが捕虜になりシベリアにいたために帰国が遅れ、小作のままできた農地です。これなら民法の好意による占有10年以上で、普通なら市東さんの農地になっているはずです。また農地法は農業、農民を保護するための法律ですから、農地法で小作地を取り上げたことなどなかったはずです。こんな理不尽なことは絶対に認めてはいけない。
三里塚には法律はない!憲法も農地法も全部なしにして、国家権力が本性をむき出しに暴力で襲いかかってくる階級闘争の最前線なのです。だから世界的に有名ですし、韓国の民主労総も学びにくるのです。すごい闘争なのです!だから私は絶対に勝利させるために闘うのです。
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