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2007年9月 8日 (土)

監査請求で意見陳述

 昨日、監査委員に対して意見陳述してきました。明松(かがり)委員、北谷委員の2人に私を含めて4人が意見陳述しました。2人の委員はメモを取りながら真剣に聞いていました。意見陳述の後に、明松委員が「(市長は)何をやっているのか、という感じ」と言っておられたので、よい結果が出るものと期待しています。

 これは、市長が違法な予算の流用と二重請求していた事件に対し、8月10日に103名で住民監査請求したものです。泉佐野市始まって以来の大人数で監査請求したので、監査委員会も真剣に取り組んでいると思います。

 この事件は、ブログでも何回か書きましたし、ビラでもお知らせしました。今年3月議会に当初予算案で出してきた「次世代育成地域交流施設(子育て支援『つどいの広場』)」事業で2億5316万6千円も計上してきました。が、当初予算で初めて出してきたのに、2月から前年度予算を流用して、測量、基本設計など5事業582万円を支出していたことがわかり、問題にしたのです。さらにすでに終わっている測量、地質調査の2事業を二重に計上していたこともわかりました。当初予算案は本会議で否決され、市長はこの事業を撤回しています。議会が反対した理由は、財政再建で市民と職員に非常に大きな犠牲をしいていながら、新事業に突然2億5千万円もかけることに反対する議員が多かったからです。

 予算の流用は、議決している事業の事業費が足りなくなったときに、同じ款項目の中で認められていますが、そもそも議決をしていない事業に流用することは認められておらず、地方自治法、地方財政法に違反するのです。

 どうしてこのような違法な支出をしてまでこの事業をやろうとしたのか、疑問でした。議会質疑で明らかになったことは、地元町会から要望されていた「3中校区集会所」を建設するために、「つどいの広場」事業をひっつけて予算化したものであることがわかりました。ところが、「集会所」が財政危機の中で緊急に必要なのか、近くには泉佐野人権文化センターがあり使えるのに必要なのか、さらに財政危機の中で2億5千万円も支出する余裕があるのか、という批判です。来年2月に市長選挙があるからでしょうが、そのために建設するのは市政の私物化ではないのか、という批判です。

 さらに、この集会所を建てるために「宝くじ補助金」1億円を府を通じてもらう内定を取ってきたようです。ところが宝くじ補助金でもらえる事業は、「単年度事業」という条件があり、来年3月末までに完成するために、違法な予算の流用をしたのです。それは、建設場所が悪く、池の4m下で地盤が悪く、3階建てにするために「1年で完成することが難しい」と建築課が言ったために前倒しで2月から始めたのです。1億円の補助をもらうために、議会=市民をだまして違法な手段で事業を進めていいものか、ここが根本問題です。

 コンプライアンスが重視される時代です。コムスンやミート社がやっていた利潤追求のためには手段を選ばないやり方が社会的に厳しく批判され、制裁を受けました。年金問題でも国の年金行政が厳しく批判されています。選挙で自民党は大敗しました。こういう情勢の中で、新田谷市長がやったことも同じで、当然にも厳しく批判されなければなりません。

 ところが議会は、6月議会で1票差でこの事業を可決してしまいました。まさに議会のチェック機能が問われていたのですが、裏切ってしまいました。悔しくて、残念でなりません。しかし見過ごすことはできません。それで住民監査請求をしたわけです。結果は、60日以内に出さなければいけないので、10月10日までには出るでしょう。

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