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2007年5月 9日 (水)

市民病院の赤字が急増し約10億円に

070510  写真の市民病院は移転して9年になりますが、最大の危機を迎えています。市民病院の問題については、私は市長の失策であり、市民の命と健康をないがしろにする失政であると、批判してきました。総長人事で病院側ともめ、総長、院長を代えたために医者が次々に退職、休診科が出、外来を縮小、入院も縮小、救急も断る、その結果、患者が減り、人気が悪くなり、病院運営が最悪になっています。そこで私は先日、泉佐野市立病院に行って、事務局長と総務課長に会って06年度決算について調べてきました。

 そうすると、赤字が昨年度に急増していたことがわかかりました。06年度決算速報値ですが、不良債務が9億9千万円になっています。企業会計でいう「不良債務」とは、一般会計でいう「累積赤字」のことです。3月議会での答弁では「不良債務は約7億3千万円」との答弁でした。ところが3月末までに約2億6千万円も赤字が増えていたのです。これは大変なことです。不良債権が医業収益(約95億円)の10%をこえているのですから、危険ゾーンに入ったということです。このまま増えれば、倒産の危機です。

 さらに危険なのは、赤字の増え方です。不良債務は、04年度末=0円→05年度末=3億円→06年年度末=10億円と2年で急増していることです。このままでは07年度末には20億円を超え、倒産してしまいます。もう一つ危険なのは、減価償却前の赤字が初めて4億円も出たことです。これまでは償却前赤字は0円で借金をしなくても病院経営は成り立っていました。ところが赤字になったために、一時借り入れが増えています。05年度末=15億円→06年度末=17億円にもなっています。収入の18%も一時借り入れをしないと病院の運営ができないということ、この数字を見ただけでも経営危機であることはわかります。このままでは倒産です。市民の命と健康は、新田谷市長のしょうもない個人的な争いで、犠牲にされようとしているのです。こんなことを許せますか!市長に病院問題について、メール、電話、FAXなどで、申し入れ、抗議、要求をしましょう。

●急に病院財政が悪化した原因ははっきりしています。医師が次々に退職して、入院患者が減り、手術が減り、収益が減ったからです。病院運営のカナメは医師です。医師とケンカして医師をやめさせては病院運営は成り立ちません。どこ自治体病院も医師不足に苦しんでいます。医師を獲得しようとするなら、優れた総長、院長を招き、話し合って病院運営路線を明確にし、医師確保にあたってもらうしかありません。その逆をやった新田谷市長の責任は重大です。★もう一つあります。一般会計からの基準繰り入れ(公債費の2/3)を減らしたことです。基準繰り入れは公営企業法によって定められており、建物や医療器機を買った時の借金返済分の2/3を一般会計で負担するという内容です。以前は12億円繰り入れていたのに、今は8.5億円です。これも病院の大きな負担になっています。即刻元に戻さないと経営はますます悪化するでしょう。

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